オンラインアーケードゲーム ボーダーブレイク
ボーダーブレイク
全国オンラインで10人VS10人で繰り広げられるロボットアクションゲーム
既に正式稼動から六年以上が経過しながらも根強い人気を誇る
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・基礎知識として大まかなルール説明
- 一度のバトルに参加できる人数は20人。それを味方陣営、敵陣営(それぞれ10人)に分けて競い合う
- 敵機の『撃墜数』ではなく、双方の本拠地中心部にある『コア』の耐久力を削りあい、その残り耐久力で勝敗が決する。(ただし、敵機を破壊すると僅かばかりに相手のコア耐久力)を削ることができる
- プレイするには現金投入によるGPを購入する。GPは一秒に1ポイント消費し、ポイントが残っている間でなら、バトル中に何度でも再出撃が可能。
- 一回の戦闘はおよそ600秒(=十分)。ただ、全国マッチングの関係で既にバトル開始してからしばらくの戦闘に参加するケースも多い。(その時の敵味方の優勢劣勢は完全に運次第。時にはコア耐久力がミリ残りで参戦、というケースも)
- 500円投入でおよそ2試合分(1200)+α程度のGPが購入できる。ただし、中には300円投入でで600円分と同じGPが購入できる店舗もある。
大まかなルール説明はこの程度。
次に、このゲームの最大の特徴。
ボーダーブレイクはバトルを開始し、そこから出撃・再出撃をする際に毎回『四つの兵装』を選択することができる。
強襲兵装
このゲームの花形で基本的な兵装。射撃武器と近接武器。一時的に機動力を強化する兵装を有する。こなせる役割は様々だが、一番の役割は『敵陣営への切り込み』であるのは間違いない。
重火力兵装
破壊力の高い武器を豊富に取り揃えた重装備兵装。攻撃範囲が広い武装もあり、多くの敵にまとめてダメージを与えることができる。ただし、武装の一つ一つが重いので機動力の低下が著しいのが弱点。
支援兵装
直接的な戦闘は苦手だが、その代わりに味方機の耐久力回復や破壊された場合の『再始動』。敵機の索敵、トラップの設置などやれることは多い。味方陣営に最低一人は欲しい兵装。
遊撃兵装
つい最近まで『狙撃兵装』に分類されていた兵装。元々は遠距離からの狙撃や的陣営への妨害工作を得意としていた兵装だった。現在では遠距離狙撃の色が薄くなり、装備の選択次第で大きく役割の変わる兵装となった。
原則として、『一つの兵装』には『四つの武装』が設定されており、出撃の際には『自分の適性』た『状況に応じ』て好きな『兵装』を選択することができる。
つまり、一度の戦闘に『四兵装』X『四武装』の計十六兵装を戦場に持ち込むことができる。
……とはいうが、一度兵装を選択して出撃したら一度に使える武装は『四つ』に限られるし、『四兵装』の全てを自在に扱える人間は稀である(いないとは言い切れない)。
更に、四つの兵装は選択できるがその兵装を積み込む『自機』は戦闘中に変更することはできないので、戦闘が開始した時点である程度の立ち回りは決まってくる。ただそうであっても状況によっては『明らかに重量超過だが重火力兵装』や『索敵できる見方が少なすぎるので支援兵装or遊撃兵装で出撃』と言った戦略的な選択も必要となってくるので、使い慣れている兵装以外もおろそかにしすぎるのも問題が出てくる。
自機体は四つのパーツで構成されており、純正パーツで換算すると27種類の機体があり、それらを構成する4パーツを更に自由にカスタマイズできる。
パーツの配分は多少違うが、『メダロット』をイメージすれば近いか。
メダロットを知らない?
ググれ。
パーツ一つ一つに、『装甲』以外にもパラメーターが割り振られており、自分の追い求めているパラメーターに合わせて機体を構成できる。ただ、どのパーツにも一長一短が仕込まれているので、調子に乗って一点特化に仕上げると、凄まじく使いづらい機体になる可能性もある。
アーケードゲームにして膨大な数の要素・パーツ・武装・戦略があるために、ゲームセンターの筐体の前だけではとてもカバーしきれない。
そのために、
など、ネット上には様々なサイトが存在している。
ただ、最新バージョンが導入(2016/6/26時点)されたばかりであり、上記二点に関してはまだ最新情報に適していない場合がある。それでも十分すぎるほどに役立つサイトなのは間違いない。
ロボット好きでアクション大好き。更にカスタマイズ要素もあり、基本的に対人戦なので緊迫感と白熱したバトルが楽しめるこのボーダーブレイク。
だが、やっているうちに気をつけなければならない点もある。
1・お財布がブレイク。
冗談みたいな話だが、ぶっちゃけ冗談ではない。中毒者はまさしくこのゲームを『 サイフブレイク』と称してしまうほどにサイフの中身が崩壊する。
前述したが、このゲームは1プレイを購入するタイプではなく、『プレイ時間』を購入するスタイル。そして、一回のバトルは『600秒』。満足をしたいのならば最低でも『二回バトル(=1200秒)』分のGP購入が必要になってくる。
更に!
二回のバトルをフルセット(=600秒)で参加できれば良いが、一回目の参加に関しては大体の場合は『途中参加』。つまり600秒以下からの参戦になる。
<500円投入で『1200GP+α』。ここで仮に1300GPになると仮定して>
- 1戦目:途中参加 試合残り時間が300秒で参加
- 試合終了時、残りGPが1000程
- 2戦目:フル参加 試合時間600秒
- 試合終了時、残りGPが400程度
- 3戦目:フル参加 試合時間が『600秒』。
……お分かりになるだろうか。
最後の試合制限時間600秒に最後まで参加するために、2試合目終了時点で残っているGP400では足りないのである。
これが明らかな『負け試合』ならまだ途中離脱の諦めもつく。だがもし状況が優勢に進んでいたとすれば、ほとんどの人は『迷わずにコイン投入』していることだろう。
更に更に!
ここで快勝などしてしまえば!
「俺って今日調子よくね?」
という結論に行き着き、調子に乗って4戦目以降へのコイン投入!
更に更に更に!
一歩踏み込んでしまった人になると!
「俺は! 勝つまで! コイン投入を! やめない!」
という泥沼に突っ込むことになる。
2:パーツ購入が現金
このままだと語弊があると思うので補足すると
- 武装・パーツにはそれぞれ必要素材が設定されており、素材はバトルのリザルト画面で入手可能。パーツのレアリィティ・数・種類は戦闘成績の結果に基づく。
- 武装・パーツにはそれぞれ後発機が存在し、最初から後発機の購入は不可
- 前段階のパーツを購入して初めて次の段階のパーツ・武装購入が可能になる
無制限の購入が可能なわけではないのだが、上記の条件に加えてさらに。
GPが別途必要になってくる
これが何を意味するかは深く語るまい。
この大きな課題を乗り越えた者こそ、ボーダーブレイクをプレイするに値する『猛者』へとなることができるのである。
あえて言おう。
ほどほどにプレイすべし
ハマる人は、一回のゲーセン訪問でおよそ『千円』ほどブッコむ。
なのでプレイする時は。
- 現金に余裕がある
- プレイする時間or試合数or購入金額をあらかじめ決めておく
- 集中力がなくなったらやめておく
等のことを心がけるとお財布の隙間風も少なくなるのではないのだろうか。
ナカノムラには、ナカノムラが勧めてナカノムラよりも『ボーダーブレイク』にのめり込んだ友人が一人いる。プレイ時間も腕前もランクもナカノムラよりも格上である。そいつも日々、新宿のゲーセンで『情熱』と『現金』でGPを購入していることだろう。
なんだかんだと連ねてきたが、やっぱりボーダーブレイクが面白いのは間違いない。
現金と覚悟がある人は、一度プレイしておくと良いのではないだろうか。大きめのゲームがあるゲーセンならだいたい置いてある。さらに、新宿にあるゲーセンだと300円投入=600円換算になる筐体があるので長時間プレイにもオススメ。
なお、ナカノムラは最近だと軽量+高速を前提とした機体で支援兵装と遊撃兵装で最前線を駆け回っている。
座右の銘は
突撃隣の支援兵装
である。