<読書感想> web小説 軍オタが魔法世界に転生したら、現代兵器で軍隊ハーレムを作っちゃいました!?
軍オタが魔法世界に転生したら、現代兵器で軍隊ハーレムを作っちゃいました!?
タイトル長いなっ!?
web小説発、現在6巻まで書籍化しているライトノベル。
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軍オタが魔法世界に転生したら、現代兵器で軍隊ハーレムを作っちゃいました!?
毎度のあらすじ抜粋
…………しようとしましたが、長いので省略して説明
<軍隊オタクで銃オタクな主人公『堀田葉太』は自前の金属加工技術でハンドガンが作れないかを夢想していた。そんな彼はある日、逆恨みで殺されてしまう。
だが、意識が戻るとそこは魔法が存在する『異世界』だった。
主人公は魔術の才能が乏しくその道を断念。しかし、前世で培った技術力と発想で、剣と魔法の世界に『銃』という概念を創造してしまう。
──これは、後の世において、その知能と独自の魔道具による軍事力で革命的とも言われる英雄となり、自分だけの軍隊(ハーレム)の力で世の中の人を救おうとした1人の男になるかもしれない少年の物語──>
解説・感想
ぶっちゃけると、あらすじはタイトルに要約されています。
この『軍オタ』の注目すべき点はやはり『銃』だろう。
『お手軽に魔法で召喚or創造』という流れではなく、魔術的な手法は使うのだが、そうであっても作中に出てくる銃のパーツは一つ一つが手作り。細部に至るまで全て具体的に決定しないと『ゴミ部品』ができてしまう手間の多さ。
だが一度完成してしまえば、銃の持ち味である『使い手が誰であれ、訓練次第で一定の成果を得られる』武器として効果を発揮する。
また、その創造の過程で出てくる『銃or兵器』が地球(=元の世界)でどのような経緯、コンプセントで設計され開発されたのかを描写している。読んでいると、俄かではあるがミリタリーに関してちょっとだけ詳しくなれる。
ちなみに、本作に出てくる銃の殆どは、現実に作られている。
『銃』に並ぶ本作の見どころはやはり登場する『ヒロイン』達。
匂いフェチの狼娘(夢一杯)や幼女な吸血鬼。あとは実際に読んでほしい。
ヒロイン一人一人にしっかりとしたストーリーが展開していくので、いわゆるチョロイン(=チョロいヒロイン)化は殆どない。いるにはいるが、ものすごく濃いキャラなのでそれはそれで楽しめる。
また、主人公はよくある(最近は少ないか?)鈍感系ではなく、主人公とヒロイン達の関係も『なぁなぁ』では済ませてはいない。しっかりとヒロイン達の思いを受け止め、『けじめ』をつけているところにも好感が持てる。
可愛い女の子と現代兵器が好きな人にはお勧めできるのではないだろうか。
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