<読書感想> web小説『傭兵物語 ~純粋なる叛逆者(リベリオン)~』
傭兵物語 〜純粋なる叛逆者(リベリオン)
web小説発、現在二巻まで書籍化している作品です。ナカノムラはweb版を最近読み、ふと本屋でこの本を見つけて衝動買いしました。
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あらすじより抜粋
<宿の一室で少年が目を覚ます。少年ユートは年齢14にして、一介の傭兵として稼業を営む少年傭兵だった。
なぜ傭兵などやっているのか、それには理由があった。四歳の時、彼故郷の村を焼かれて両親を失い、そこを師に拾われ育てられた。
そんな彼はしっかりと覚えている。村を焼き払い村人を殺していた者達が、王国の紋章を掲げていた事を。
たった一人で王国には立ち向かえず泣き寝入りするも、真相を知りたいために彼は一人旅をする。そして、旅の先々で少年は、色々な人々や仲間、そして強敵達と出会い、王国の秘密と、勇者教会が掲げる勇者信奉の真実を目の当たりにしていくのだった>
解説・感想
簡単な要素をあげるとすれば以下の四つでしょうか。
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主人公がかなり外道(人間的には非常にまともです)
- 旅の仲間が愉快(特に拳銃使いが面白すぎる)
- 基本的に『勇者』がヤラレ役
- ヒロイン?の少女が『夢』いっぱい(←ここが大事)
ダークファンタジーな雰囲気ですが、普段は悲壮感はあまり感じられません。所々に『深い闇』が感じられる描写があり、戦闘シーンもかなりハード。割と血みどろです。ただ、鬱な展開が続く訳でもないのでスラスラ読めます。
話数はかなりあり、読み応えバッチリでした。
主人公の行き着く先が気になる作品です。
価格:1,296円 |